ベルリンで働く大学生の気ままなブログ

2018年9月からベルリンに留学しています。思い出記録として書いているので期待しないでください。ベルリンのあんなことやこんなこと、留学生活、インターンなどなど。

“分からない”が面白い

ドイツに来て、大学が始まるまでの約2週間、ドイツ語講習を受けていました。

 

無料だし、友達作りにもなるだろうと思って講座を受けたのですが、僕はそもそもドイツ語の知識はゼロで、数字も知りませんでした。1、2とかってなんて言うん?のレベルで笑。日本の大学では中国語を第二言語にしていましたし。ですので、クラスは超初級でした。

そのクラスには、ヨーロッパやアジア、南米など様々な国から来た留学生がいたのですが、もちろん彼らも最初はドイツ語?みたいな感じでした。ヨーロッパに人もドイツ語知らない人がいるんだなと、少し意外でしたね。

 

ただ、授業が始まると、みんな分からないことがあればガンガン質問するし、とにかくドイツ語を学ぶことを楽しんでいました。「それって英語で言うとなんて言うん?」とか「それの対義語ってもしかして〇〇?」など。

だからその雰囲気に飲まれて、僕も分からないことがあれば聞いたし、間違えることに対してなんの恥ずかしさもありませんでした。というかむしろめちゃくちゃ面白いなと感じました。どんどん新しい知識を身につけている感覚で、自分が初めて英語を勉強した時や、何かスポーツは始めた時の感覚に似ていました。

 

多分、日本の小学校低学年の子達と同じ感覚なんじゃないでしょうか。とりあえず気になったら言ってみる、見てみる、触ってみる、みたいな。その好奇心が根元にあるから自分の得意なものとか好きなものに出逢えるんじゃないかな、と思ったりもしました。

 

これはカルチャーショックかなんなのかはわかりませんが、学ぶ者の心構えとしては素晴らしいと思いました(もちろん彼らにとっては当たり前だと思いますが)。日本ではなかなか見られない光景ですし。ただ日本の学生がこうあるべきなのかと言われると、また話は別ですね。

ただ僕は、来月から大学が始まっても、これは続けていきたいと思います。

 

さっそく刺激受けまくりで、本当に毎日が充実しています。うまく日本にいる仲間や子供たちに還元できるように頑張ります。

 

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