ベルリンで働く大学生の気ままなブログ

2018年9月からベルリンに留学しています。思い出記録として書いているので期待しないでください。ベルリンのあんなことやこんなこと、留学生活、インターンなどなど。

今日から冬休みなので少し9月からの振り返りをさせてください。

実は今日からクリスマスバケーションということで絶賛冬休みです。けど、1月2日までしかないというね、なんというか短いですね。三ヶ日という文化なんてないですね。郷に入っては郷に従えということで、来年しっかりスタートダッシュ切れるようにあと数日の2018年を充実させます。

 

さてさて、9月の頭からベルリンに滞在して約3ヶ月半いろんなことがありました。僕の感覚ではあっという間です。簡潔にですがおさらいします。

 

9月、初めて大学に赴いてそこでたくさんの留学生に出会いました。今でもみんな仲良しです。9月は主にドイツ語の勉強コースでしたね。しんどかったなあ。しかも初海外長期滞在なので毎日あたふたしてました。けど、いろんな大学の交流イベントに行ったりして‘海外サイコー!’って感じでした。

 

10月、いよいよ大学がスタート。授業はとりあえず興味があるやつをとってみようということでいくつか履修しました。けど、思った以上に授業が面白くてちょっとは頑張れそうかな、とか思っていました。もちろん今も頑張っています。あとはドイツ国内を旅行したりベルリン開拓してみたり。そうそう、この辺りから学生ビザを取らないとなと思い始めていましたね。銀行口座、保険、住民登録...なんせ忙しかった。ドイツ留学勢が必ず通るであろう関門です。

 

11月、学校にも慣れてきて、確かスタートアップイベントに行ったりイタリアに行ったりしたような。そして念願の学生ビザ獲得とか。月末からはクリスマスマーケットが始まったり。あとは、ベルリン自由大学の友達と仲良くなったり。これから日本に留学するっていうドイツ人の方と今でも仲良くさせてもらってるんですが、11月か10月に出会って気が。はっきりとは覚えてません。けど、なんか毎日充実してました、はい。

 

12月は怒涛のプレゼンでしたね。このために1ヶ月くらい費やしました。初めて、大学のプレゼンに本気で取り組みました、ていうか本気で取り組まないとついていけなかった。詳細は僕のnote⬇️に書いてます。

 

note.mu

 

もう12月の記憶はクリスマスパーティーかプレゼンしかありません。けど、街中クリスマスってとても素敵ですよ。

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ブランデンブルク門

ということで、めちゃくちゃ簡潔ですが、全く言いたいことも言えてない気もしますが、振り返りました。2018年ももうすぐで終わりですね。この1年の振り返りもまたいずれします、僕にとってとても大事な1年なので。

 

僕もこの休み中にミュンヘン旅行とバルセロナ旅行が待っているので、楽しんで行ってきます。皆さんも楽しい冬休み過ごしてください。

もう12月。

おひさしぶりに投稿します。

もう12月ということで、ベルリンでもクリスマスマーケットが始まりました。

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写真は、ベルリンの中心地であるAlexander platzの様子です。

クリスマスマーケットではホットワインを飲むのが主流らしく、僕も挑戦したのですがめっちゃ美味しかったです。ホットワイン以外にも、いろんな料理やメリーゴーランドなどのアトラクションもありました。なんせ人もたくさんですし、街全体が完全クリスマスモード。日本の比じゃない....。

 

昨日の朝、ドアの前にはチョコレートが置いてありました。12月6日はニコラウスの日という日で、ドイツではニコラウスと呼ばれる聖霊が12月6日にやってきて、ドアの前に置かれた子供達の靴の中にお菓子やプレゼントを置いていくらしいです。それで、フラットメイトがドアの前にチョコレートを置いてくれたみたいで。朝からほっこり、いい文化。

 

さらに、学校にも大きなクリスマスツリーがありました。

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神戸大にもこういうのあったらいいのにと思いながら見てました笑。あ、僕の住んでいる寮にもこんな感じのツリーがあります。クリスマス前にはミュンヘンにいく予定なので、そっちも楽しみになってきました。

 

さて、この時期といえば僕は去年そして一昨年と、受験生励ましシーズンでした。この時期はやっぱりみんなたくさん悩んで、不安になって、とてもしんどい時です。いくつか受験状況の報告ももらって、僕もそわそわしています笑。今でも、なんとかみんなには乗り越えてほしいとずっと願っています。

 

僕も負けずに頑張らないとって思っちゃいましたね。

 

 

 

 

ベルリンのスタートアップイベントに参加してみた。

お久しぶりです。

先週の金曜日と土曜日にベルリンのスタートアップイベントに参加してきました。

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START CALL 2018というイベントで主に学生起業家やインターンシップを探している人、またはフルタイムジョブを探している人が対象でした。僕はたまたまFacebookでこのイベントを見つけて、とりあえず何か自分の成長に繋がりそうな気がしたのですぐに申し込みました。ちなみに値段は10ユーロほどでした。

 

イベント内容は、ベルリンの主なスタートアップのCEOによるスピーチ、ワークショップ、そしてピッチバトルでした。しかも参加者は、飲み物と食べ物が全て無料でした。最高。

 

スピーチやワークショップはどれも魅力的なものばかりでしたが、特に印象に残ったのはオンラインバンクのN26と中古車プラットフォームのhey carでした。

 

N26は現代におけるFintechの課題や問題点をあげながら、どのように改善してより価値を共有していくかについて説明しておりとてもわかりやすかったです。僕もそもそもFintechについて詳しく知らなかったのでとても勉強になりました。

 

hey carは、“8 success factors to build up a corporate start-up and disrupt an established market”というテーマで主にユーザーとディーラーの間に生まれる問題点をどのように解決していくか、8つのファクターに基づいてお話されていました。

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実はまだアプリが開発されておらず、契約車両も6割がフォルクスワーゲンだそうです。ですが、この企業はとにかく顧客との距離をどのように縮めていくかをとても強調していました。とても熱い講演で僕もワクワクしてしまいました。

 

またワークショップになかに、"Actively cultivate a sales mindset and utilize personal branding - The Blue Ocean Strategy"というものがあったのですがこれがとても面白かった。

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ブルーオーシャンで活躍するには、という大きなテーマのもと、事業家のマインドセットやパーソナルブランディングについてのお話だったのですが、話の中で“Make me feel important”のことを日本語の“ikigai”(生き甲斐)という言葉で表していました。かなり驚きました。

 

他にもピッチバトルでは、ほとんどの登壇者がすでに完成されたプロダクトを用意しており、どれもとても面白かったです。プレゼントラッピングを自動化させる装置や全てのSNSをまとめて管理できる個人データソフトなど、これ本当に学生が考えたのかというものばかりでした。

 

そもそも僕がベルリンを選んだ理由がスタートアップ関連だったので、今回やっとそうしたイベントに参加することができました。けれど、正直まだまだです。もっと自分の意見をストレートに伝える技術となぜしたいのか、という部分がうまく言語化できていないために、参加者や起業家に方にうまく伝えることができませんでした。けれど、帰国までにはこうしたイベントでピッチができるまでに成長する、という新たな目標ができたので今はそれに向かっていくしかないな、と思いました。

 

 

優しさと余裕

前回の投稿から2週間くらい空いてました。書きたい内容が溜まっていく一方でなかなか行動に移せていないポンコツです笑。

 

たまたま今日スーパーにいく途中で、路上でおじさんがオルガンを演奏していました。うちの寮の近くでいつも演奏しているんですが、今日初めて目が合って手を振ってもらいました。なんだか幸せな気持ちになりました。前々から思っていたしこれはドイツに限らずですが、海外の人って“みんな優しい!”。

 

優しいというか本当に人と人との距離が近くて、よく学校の食堂のおばさんや隣に座った見知らぬ学生と会話をすることが頻繁にあるのですが、それもとても自然で、「今日の服良いね」とか「どこから来たの」とか。そうした小さな会話がきっかけでまた新たな繋がりができて、新たなコミュニティができて。自然とそういう繋がりができる文化が僕にとってはものすごく新鮮で、なかなか日本では感じられないものだと思います。

 

特にベルリンは学生が多い都市なので、学生どうしの繋がりで他の大学の学生と友達になったりもします。こないだ、ナイトクラブで話しかけたドイツ人がいて、すぐ仲良くなったんですが、彼が言っていたのは

 

「日本人は基本的に会話では相手の顔を見つめるか、うなずくことしかしない」

 

でした。ある意味これは日本人のいいところでもあり悪いところでもあると僕は思います。黙することが美とされる風潮もありますし、無理に海外で話しまくる必要もないと思います。

けれど僕はこっちにきてから、ベルリンの人たちにたくさん話しかけて、会話をして、いろんな出逢いに恵まれているので僕にとってはこれで良いのかなと思います。

 

日本で見知らぬ人に話しかけまくったら流石に怪しい人になってしまうのでどうかなって感じなんですけど、さりげない優しさなんかは表現できるんじゃないでしょうか。

 

僕は初めて長期間海外で生活するので初めて経験することばかりですが、毎日とても幸せで余裕を持って暮らせていると思います。やっぱ環境ってめっちゃ大事だと思うし、自分ももっと余裕のある優しい人間になりたいと思い日々生きています。

ドイツの生活

ドイツに来てから約1ヶ月が経ちました。

学校も始まり、寮の生活にも慣れてきてようやく落ち着いた頃です。ですので今日は、僕の学校について少し話そうかなと思います(生活についてはまた別の記事で書きます)。

 

僕の通っている学校は、Berlin school of economics and lawという大学で、あまり大きな大学ではないですが留学生が多くとても国際色豊かな大学です。学部は経済経営学部と法学部があって、経済経営学部の人数の方が圧倒的に多そうです。

 

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留学生は本当に世界中からきていて、特に多いなと感じたのは韓国・イタリア・トルコあたりでしょうか。みんな口を揃えて、ベルリンは学生に優しい街でとても住みやすいと言っていましたね。

大学では、ドイツの学生よりかは断然留学生どうしの方が仲良くなりやすくて、僕も最初は友達ができるか心配でしたが、問題ありませんでした。同じ寮にも多くの留学生がいるので、みんなすぐに打ち解けて仲良くなりました。

けど、いつも自己紹介をすると、「出身は韓国やんな?」とか「你好!」とか...。全然日本人の印象ないんかなってくらい間違えられます。まあアジアは似ているから仕方ないか...。

 

そして肝心の授業についてですが、こちらでは日本と違い1コマ4時間という何とも長時間なものです。日本は基本的に90分授業ですが、その2倍位以上。途中で休憩を挟むにしても長いです。ですので、僕は3つしか履修しませんでした。日本の大学ではほぼ単位を取り終わっているので問題ないかなと思って笑。

 

僕はMarketing, International Economics, Human resource and organizationの3つを履修したのですが、授業を受けて感じたのが、みんなめちゃくちゃ集中して聞いていること、そして学生からの質問が多いこと、授業内で多くのケーススタディが扱われることです。どれも日本とは違った授業スタイルでちょっと今はビビっていますが、すごい為になる要素ばかりなのでしっかり吸収したいと思っています。特にMarketingの授業では基本ケーススタディを扱って説明してくれるのですが、しきりにスタートアップという言葉が出てきて、やっぱりベルリンはスタートアップが多いんだなと改めて思いました。

 

こっちにきて、大学の授業が面白いと感じることが多いので、このまま腐らず頑張ります!

 

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ライプツィヒ観光が与えてくれたきっかけ

一昨日から昨日にかけてライプツィヒ観光をして来ました。

 

ベルリンからバスで3時間ほどなのでとても手軽に行けて、しかも値段も往復で20€ほど(FLIXBASで予約)。宿も一泊20€(Booking.comで予約)でそこそこのゲストハウスに宿泊しました。

 

ライプツィヒに来た目的は、神戸大の友人に会うためと観光でした。

 

海外でこう、日本人に会うとめっちゃ安心しますよね。まだこっちに来てそんなに日が経ってないので、余計に笑。ライプツィヒ最古のレストランで食事をして、お互いの留学について話をしました。

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ビールとポークがめちゃ美味しかった!!!

 

翌日に、町を観光しました。

メンデルスゾーンハウスやトーマス教会、ニコライ教会など歴史的に有名な音楽家にゆかりのある場所が多く、建造物や街並みがまさにヨーロッパって感じでしたね。歴史の浅いベルリンとは全然違っていて、魅力的でした。

 

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(トーマス教会)

 

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(バッハの像)

 

それで、ベルリンに帰る前にふらっとライプツィヒのスタバに寄ったら、日本人大学生ぽい男性がいて、衝動に狩られて話しかけてみたら、同じ年齢でライプツィヒ大学に留学している方でした。その方も色々想いがあって留学しているという話を聞いて、一緒にベルリンに留学している友達と、

 

「ヨーロッパに留学している日本人大学生集めてイベントしたくない?」

 

という話になりました。ヨーロッパに留学している人って一体何考えているんだろう、とか、何を目指しているんだろうとか、疑問に思うことが僕はたくさんありました。きっと何か面白いことが起こりそうっていう単純な好奇心で考え始めたこの企画。きっとみんな色々な考えや想いがあって留学しているだろうし、その考えや想いを共有したい熱量が大きくなっているところです。まだ全然企画段階ですので、何か面白いアイデアがあればどんどんください!

 

せっかく留学しているんだし、何か面白いことしておきたいよね。

これも何かのきっかけだと思って頑張ろ。

 

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“分からない”が面白い

ドイツに来て、大学が始まるまでの約2週間、ドイツ語講習を受けていました。

 

無料だし、友達作りにもなるだろうと思って講座を受けたのですが、僕はそもそもドイツ語の知識はゼロで、数字も知りませんでした。1、2とかってなんて言うん?のレベルで笑。日本の大学では中国語を第二言語にしていましたし。ですので、クラスは超初級でした。

そのクラスには、ヨーロッパやアジア、南米など様々な国から来た留学生がいたのですが、もちろん彼らも最初はドイツ語?みたいな感じでした。ヨーロッパに人もドイツ語知らない人がいるんだなと、少し意外でしたね。

 

ただ、授業が始まると、みんな分からないことがあればガンガン質問するし、とにかくドイツ語を学ぶことを楽しんでいました。「それって英語で言うとなんて言うん?」とか「それの対義語ってもしかして〇〇?」など。

だからその雰囲気に飲まれて、僕も分からないことがあれば聞いたし、間違えることに対してなんの恥ずかしさもありませんでした。というかむしろめちゃくちゃ面白いなと感じました。どんどん新しい知識を身につけている感覚で、自分が初めて英語を勉強した時や、何かスポーツは始めた時の感覚に似ていました。

 

多分、日本の小学校低学年の子達と同じ感覚なんじゃないでしょうか。とりあえず気になったら言ってみる、見てみる、触ってみる、みたいな。その好奇心が根元にあるから自分の得意なものとか好きなものに出逢えるんじゃないかな、と思ったりもしました。

 

これはカルチャーショックかなんなのかはわかりませんが、学ぶ者の心構えとしては素晴らしいと思いました(もちろん彼らにとっては当たり前だと思いますが)。日本ではなかなか見られない光景ですし。ただ日本の学生がこうあるべきなのかと言われると、また話は別ですね。

ただ僕は、来月から大学が始まっても、これは続けていきたいと思います。

 

さっそく刺激受けまくりで、本当に毎日が充実しています。うまく日本にいる仲間や子供たちに還元できるように頑張ります。

 

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