ベルリンのスタートアップイベントに参加してみた。
お久しぶりです。
先週の金曜日と土曜日にベルリンのスタートアップイベントに参加してきました。
START CALL 2018というイベントで主に学生起業家やインターンシップを探している人、またはフルタイムジョブを探している人が対象でした。僕はたまたまFacebookでこのイベントを見つけて、とりあえず何か自分の成長に繋がりそうな気がしたのですぐに申し込みました。ちなみに値段は10ユーロほどでした。
イベント内容は、ベルリンの主なスタートアップのCEOによるスピーチ、ワークショップ、そしてピッチバトルでした。しかも参加者は、飲み物と食べ物が全て無料でした。最高。
スピーチやワークショップはどれも魅力的なものばかりでしたが、特に印象に残ったのはオンラインバンクのN26と中古車プラットフォームのhey carでした。
N26は現代におけるFintechの課題や問題点をあげながら、どのように改善してより価値を共有していくかについて説明しておりとてもわかりやすかったです。僕もそもそもFintechについて詳しく知らなかったのでとても勉強になりました。
hey carは、“8 success factors to build up a corporate start-up and disrupt an established market”というテーマで主にユーザーとディーラーの間に生まれる問題点をどのように解決していくか、8つのファクターに基づいてお話されていました。
実はまだアプリが開発されておらず、契約車両も6割がフォルクスワーゲンだそうです。ですが、この企業はとにかく顧客との距離をどのように縮めていくかをとても強調していました。とても熱い講演で僕もワクワクしてしまいました。
またワークショップになかに、"Actively cultivate a sales mindset and utilize personal branding - The Blue Ocean Strategy"というものがあったのですがこれがとても面白かった。
ブルーオーシャンで活躍するには、という大きなテーマのもと、事業家のマインドセットやパーソナルブランディングについてのお話だったのですが、話の中で“Make me feel important”のことを日本語の“ikigai”(生き甲斐)という言葉で表していました。かなり驚きました。
他にもピッチバトルでは、ほとんどの登壇者がすでに完成されたプロダクトを用意しており、どれもとても面白かったです。プレゼントラッピングを自動化させる装置や全てのSNSをまとめて管理できる個人データソフトなど、これ本当に学生が考えたのかというものばかりでした。
そもそも僕がベルリンを選んだ理由がスタートアップ関連だったので、今回やっとそうしたイベントに参加することができました。けれど、正直まだまだです。もっと自分の意見をストレートに伝える技術となぜしたいのか、という部分がうまく言語化できていないために、参加者や起業家に方にうまく伝えることができませんでした。けれど、帰国までにはこうしたイベントでピッチができるまでに成長する、という新たな目標ができたので今はそれに向かっていくしかないな、と思いました。