ベルリンで働く大学生の気ままなブログ

2018年9月からベルリンに留学しています。思い出記録として書いているので期待しないでください。ベルリンのあんなことやこんなこと、留学生活、インターンなどなど。

自分で限界を勝手に決めていた。

昨日の夜、同じ留学先の友達とバーガーキングにいた。いつものように僕はワッパーを、彼はダブルステーキハウスのセットを。彼は来月帰国なので、少し寂しいなぁとか話しながら時間を過ごした。


彼とは同じベルリンで過ごして5ヶ月、僕の中ではけっこう信頼できる友達になった。そんな彼から今日、とんでもない激励?叱責?を受けた。


話題は、僕の残り半年の過ごし方。僕は、これから大学のクラブ活動やバイト、その他諸々残り半年間の予定を決めていた。それを彼に話すと、浮かない顔をする。「お前は有名になりたいと言っていたけどどれくらい有名になりたい?ビルゲイツくらいか?」また訳のわからないことを言い始める。僕はそれに対して、「そこまでではないかな。ある一定の枠の中で有名になりたい」と答える。


すると彼は、「そんなんでいいんや、ああそうか。俺はもっと上を見ていると思ってた。」と言った。彼はそこから僕に向かって熱く語った。正直、熱すぎて驚いたが、彼が伝えたかったことはなんとなく理解できた。「もっとネジを外して、ぶっとんだことをやってみろ。とにかく殻を破れ、お前が思っている限界は全然限界じゃない。お前ならもっとできるはずやのにそれをしないのがおれには歯がゆい。とにかく、とにかく、、、」正直、僕自身もこのままでいいのかと思っていたタイミングだった。それでも自分で納得のいく計画を立てていた。けれど彼の必死の言葉が僕の胸に刺さった。


なんで僕にこんな熱く語ってるんだろ、素直に嬉しかった。今まで、誰かに指摘されたり応援されたりしてもらったことはあるけど、ここまで感情を乗せて話をされたことはなかった。彼も自分で、なんで俺にメリットないのにこんなに熱く語ってるんや、ノーリスクノーリターンや、と言っていた。けれど彼は、僕みたいな人間を見ると居ても立ってもいられないらしい。もっとこうした方がいいのにとか、こうすれば上手くいくのに、そんなアドバイスをどうしてもしたくなるらしい。おかしな才能なのか、癖なのか、本当に面白い奴だ。


けれど、彼の言葉で少しスッキリしたというか、火がついた。確かにこのままじゃダメだ。もっと攻めて攻めて攻めまくる、それくらいのスタンスじゃないと日本に帰れない。あと半年間、とりあえず死ぬ気で色んなことにトライしてみる。彼の言葉に本当に救われた。ベルリンに来て、日本人の友達に励まされるなんておかしな話だ。だけど、おかげで目が覚めた。絶対やってやる。


普段、周りから軽く見られたり、ふざけてる奴だと思われてる彼の意外な一面かもしれない。けれど僕にその一面を見せてくれてすごく嬉しかったし、これからもこの関係を大事にしていきたいと本気で思った。